海外メーカーに勝つためにTo win

日本の自動車メーカーに限らず海外メーカーでもリコール問題は存在するのですが、近年の日本車のリコールはシェアが大きいことが裏目に出る形で注目されてしまいます。 特に欧米では数百万台、一千万大規模のリコールとなることも珍しくなくなり、実際の損失も莫大で業績の下方修正に大いに貢献することとなってきました。 日本車の性能、安全性は今でも充分評価されているのですが、安全基準がますます厳しくなることで様々な新機能を開発搭載することとなり、結果的に開発から製造販売段階の限られた条件のテストだけでは発見出来ない不備・欠陥が残る状況に陥っているのではないでしょうか。 これはオートマチック車の普及、その電子制御の高度化も無関係ではなく、ある意味で自動車産業もIT化しており、総合的な製造能力で海外メーカーとの差が少なくなっているとも広がっているとも言えます。 また、これまでの日本車のシェア争いとしては歴史的にビッグ3以外には相手のいない状況で、勝ってきたとは言えなかったのかもしれません。 しかし今後海外メーカーと渡り合い勝つためにはジャパンクォリティの追求以上に各国の関連法の熟知、より苛酷な環境に耐える強固な自動車開発で、故障し難く限りなく安全なセーフティーカーに回帰し、メーカーとしては失敗の無い自動車作りに徹する必要がありそうです。